このブログについて
このブログでは
- 多汗症のこと
- 多汗症の治療
- 多汗症の日常
について発信していきます。
多汗症にはいくつかの種類がありますが、それぞれの種類によって、日常生活で困っていることも違ってきます。そのため、私の個人的な経験が少しでも参考になるように、まずは私の多汗症について共有します。
私の多汗症
私の多汗症は、手掌多汗症・足底多汗症・腋窩多汗症というタイプです。
手のひら、足のうら、脇の下に大量の汗がでます。
私が多汗症に気が付いたのは小学校高学年のとき、授業中に手汗が気になったのが始まりでした。
中学生になると手汗とともに足汗・脇汗もひどくなり、日常生活に支障が出るようになりました。
それ以来現在に至るまで、20年ほど多汗症と付き合ってきました。
当時は多汗症についてまとまった情報もなく、制汗パウダーや汗取りパットを試してみましたが、どれも満足できる効果はありませんでした。
そんな中、大学生になり上京したのをきっかけに私の多汗症治療が始まりました。
はじめに塩化アルミニウムで治療を開始し、腋汗に悩むことはなくなりました。
そして、2020年代に入りエクロックゲル、ラピフォートワイプ、アポハイドローションと立て続けに多汗症治療薬が発売され、現在はこれまでになく多汗症治療が充実しています。
多汗症の治療を始めてから、正直なところかなり生活が楽になりました。
服を選ぶときの制限がなくなり、脇汗を気にする生活から解放されました。
また、手汗で水たまりができることもなくなりました。
このブログを始めた理由
読んでくださっている方の中には、多汗症に悩んではいるものの「どう対処すれば分からない」という方や、「治療があるのは知っているがなんとなく不安で治療にふみきれない」という方も多いのではないでしょうか。
多汗症治療に踏み切れないのには
- どんな治療があるのか分からない
- どれくらいの効果があるのか分からない
- どんな副作用があるの?
- どれくらいの費用がかかるの?
といった疑問・不安があるからだと思います。
私の経験を共有することで多汗症治療の全体像がみえれば、これらの不安は解消されるのでないかと思います。それが結果として、より多くの人が多汗症治療を始めるきっかけとなれば、これ以上うれしいことはありません。
このブログが、多汗症をもつ人・多汗症の家族をもつ人の参考になり、少しでも多くの人が多汗症とうまく付き合っていけることを願っています。